去る4月、BTSがアルバムリリースに伴ってグローバル記者会見を行った際には、海外から多数の取材陣がソウルの会場を訪れ、グローバルアーティストとしての人気が今一度証明された。それだけに、今回イギリスで行われる記者会見に関しても話題性は大きなものだ。韓国の取材陣は多額の費用を要するにも関わらず、続々と現地取材の手配を行っているという。
業界関係者は、現地取材の意義についてこう語る。
「海外出張の場合は、その費用も避けては通れない問題だ。“世界的な人気を誇るBTSだからイギリス行きを決めた”というメディアが多数だと聞いている。
すでに当日のスタジアム付近に位置する韓国人宿舎はほとんど満員で、早くもかなりの熱気を帯びていることがわかる」
当該の公演まで3週間以上の日数があるにも関わらず、現地にはすでに“BTS旋風”が巻き起こっているようだ。
しかし、ウェンブリー・スタジアムを訪れずとも当該の公演を見ることは可能だ。
BTSは、イギリス公演の来場が叶わなかったARMYのために、NAVERの『V LIVE+』の配信を通じて公演の生中継とビデオ・オン・デマンドを届ける予定だ。すでに多くのARMYが有料視聴となる同配信の事前決済を完了し、公演当日を指折り数えて待ちわびている。
ウェンブリースタジアムは、韓国人サッカー選手ソン・フンミンの所属するトッテナムがホームゲームを行った場所でもある。