2006年に日本ハムの監督として日本シリーズを制したヒルマン監督は、日本と韓国の両国リーグの頂点に立った世界初のリーダーとしても記録される。ヒルマン監督は、すでにSKを去ることを予告している。家族の介護のためにSKを離れることとなったヒルマン監督は、文字通り有終の美を飾ることになった。
一方、ペナントレースで絶対強者として君臨していた斗山は、準優勝に終わった。
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過去ペナントレースを1位で終えて挑んだ1995年、2016年の韓国シリーズはいずれも制しており、今年はさらに総合優勝の可能性が高いと予想されていた。しかし中継ぎの要であるキム・ガンリュルが韓国シリーズ前に負傷で離脱し、さらに4番打者キム・ジェファンまで韓国シリーズ第3戦前に故障した点が痛かった。