圧倒的な実力でレギュラーシーズンを制し、韓国シリーズに直行した斗山ベアーズ。現在は韓国一をかけて、SKワイバーンズとし烈な試合を繰り広げている。韓国シリーズが接戦となりながら、斗山ファンはレギュラーシーズンに感じられなかったハラハラ感を味わっているのだが、ファンと同じ気持ちで、韓国シリーズを見守っている人がいる。
去る2月に斗山のレポーターとして活動を始め、球団のニュースや情報をファンに伝えているハン・ガヒョンだ。1年近い時間を斗山と過ごした彼女に、さまざまな話を聞いてみた。
――もともと斗山ベアーズのファンだったのか。
父がOBベアーズ(斗山ベアーズの前身)のファンで、私も自然に好きになった。本格的に野球に深く関心を持つようになったのは、斗山のレポーターを始めてからだ。間近で斗山の野球を見ていたら、チームとともに野球自体への愛情も深まった。
――斗山レポーターになりたいと思ったきっかけは?
最初から斗山のレポーターになりたいと思っていたわけではない。Facebookを見ていたら偶然、斗山ベアーズのレポーター募集が目に入った。高校生の弟が野球をしている。OBファンの父と野球選手の弟を見ながら、野球と密接に過ごしてきた私がレポーターをすれば、よりおもしろく、より熱心に仕事ができるという気がして応募することになった。
――リポーターとして活動しながら多くのことを学び、感じたようだ。
当初はやりたいことが多くて、意欲的に動いた。特色のあるインタビューをしてみたかったし、斗山ベアーズのいろいろな姿をファンの方々にお見せしたかった。振り返ってみると、それほどさまざまな姿を見せられなかったようで残念だ。試合前のライブ放送でも多彩な質問をしたいと考えていたが、思ったよりうまくできなかったところもある。
――人知れない苦労もあったようだが?