韓国サッカーの“英雄”パク・チソンが12月19日、水原(スウォン)ワールドカップ競技場WIコンベンションで行われたJS Foundation才能学生後援金伝達式に出席した。
JS Foundationは2012年から、さまざまな種目の計203人の学生に合計2億1000万ウォン(約2100万円)を後援してきた。今回はサッカーをはじめ、ゴルフ、テコンドー、フィギュア、乗馬、レスリングなど24人の学生選手に後援金が贈られた。
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理事長を務めるパク・チソンは「才能のある選手たちなので夢をあきらめないで頑張ってほしい」とし、「たとえ夢をあきらめたとしても、最善を尽くしたという心が別の分野での成功につながるという思いを持ってくれれば」と述べた。
最近、ソン・フンミンがイングランド・プレミアリーグで活躍し、世界トップクラスの選手という評価を受けている。韓国サッカーファンは、現役時代のパク・チソンとソン・フンミンを比較する、いわゆる“ソン・パク大戦”を繰り広げたりもする。
パク・チソン本人は、それについてどう考えているのか。本人に聞いてみた。
以下、パク・チソンとの一問一答。
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―学生たちにどのようなメッセージを伝えたいか。
最も重要なのは、本人が夢を見ていることだ。才能のある選手たちなので、夢をあきらめないで頑張ってほしい。たとえ夢をあきらめたとしても、最善を尽くしたという心が別の分野での成功につながるという思いを持ってくれれば。
―年末も忙しく過ごしている。ヨーロッパリーグの組み合わせ抽選会にも行った。
さまざまな人に会って学んでいる。サッカーイベントに参加して人と交流し、拡大させていく過程だと思う。アジアサッカー連盟(AFC)との縁を増やしている。多くのことを学びながら成長していると思う。
―ソン・フンミンが活躍しているが、後輩についてはどう見ているのか。
見事によくやっている。毎年、常に成長している点が人々に期待されるところだろう。アジアのサッカー選手たちに、自分たちも最高レベルで勝利することができると証明している。アジアサッカーに大きな影響力を与えていると思っている。
―ソン・フンミンが70mを独走する素晴らしいゴールを決めた。
まさかと思った。逃さず、きちんとフィニッシュした。ソン・フンミンのレベルを端的に見せつけたゴールだったと思う。
―サッカーファンはパク・チソンと比較する“ソン・パク対戦”を繰り広げている。本人はどう思うか。