現役時代“酸素タンク”と呼ばれ、ピッチを縦横無尽に駆け回ったパク・チソンが現在も精力的な活動を繰り広げている。
パク・チソンは12月16日、スイスの欧州サッカー連盟(UEFA)本部で行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグの組み合わせ抽選会に顔を見せた。
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引退後、マンチェスター・ユナイテッドのアンバサダー(広報大使)として活動中のパク・チソンはこの日、抽選会場に参加した。特にマンUが呼ばれたとき、カメラに彼の顔が写される場面もあった。
昨シーズン、プレミアリーグ6位でヨーロッパリーグに進出したマンUは、この日の抽選結果に基づいて、クラブ・ブルッヘ(ベルギー)と対戦することになった。
パク・チソンはUEFAを通じて「良い結果を得ることができたらと思う。数年前、私たち(マンU)はこの大会で優勝し、それがどれだけ重要なのかも知っている。しかし私たちはひとつの大会だけに集中することを望まない」と述べた。
現役時代、2005年から2012年までマンUで活躍したパク・チソンは、豊富な活動量で、韓国を越えたアジアを代表する選手として評価された。休むことなく走り回るプレースタイルから“酸素タンク”とも呼ばれ、ソン・フンミンが世界トップクラスと評価される以前に、アジア最高の選手として認められた。
古巣だったPSVアイントホーフェン(オランダ)で現役生活を終えたパク・チソンは、2014年10月からマンUのアンバサダーとして活躍している。彼は、アジアサッカー連盟(AFC)社会貢献委員会委員、国際サッカー評議会(IFAB)諮問委員などで活動しながら、海外サッカーの舞台を駆け回っている。
2017年11月から1年1カ月余りの間は、韓国サッカー協会ユース戦略本部長を務めていたが、海外滞在期間が多いことから本部長職を辞任した。
現役時代も引退後も、欧州の舞台で旺盛に活躍するパク・チソン。来る12月19日には、自らが理事長を務めているJS Foundationの奨学金伝達式に出席する。
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