バレンシアで輝く“韓国の宝”イ・ガンイン、デビューから初ゴールまでの「知られざる道のり」

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たったひとつのゴールが、イ・ガンイン自身の能力はもちろん彼を起用した監督の判断が間違っていないことを証明した。

イ・ガンインは辛抱強く信頼し続けたアルベルト・セラーデス監督の期待に、ゴールという結果で応える形となった。

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9月26日にスペインのエスタディオ・デ・メスタージャで行われたラ・リーガ第6節、ヘタフェとのホームゲームでイ・ガンイン(バレンシア)はリーグ初ゴールを決め、バレンシアの歴代外国人最年少得点記録(18歳218日)を塗り替えた。

試合は3-3の引き分けに終わったものの、イ・ガンインはマキシ・ゴメスの2ゴールにも関与し、チームの全得点に絡む活躍を見せた。

その背景には、彼に経験と自信をもたらしたセラーデス監督の信頼があった。

2018年10月に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)ベスト32のCDエブロ戦で、イ・ガンインは当時17歳253日というバレンシア外国人最年少出場記録を樹立した。

その後はトップチームとリザーブチームを行き来しながら、今年1月には韓国人選手5人目となるラ・リーガ出場デビューを果たしている。

そして同月末、18歳にして8000万ユーロのバイアウト条項を含むトップチーム正式契約を結んだ。

イ・ガンインに待ち受けていた試練

順風満帆と思われたイ・ガンインの道のりだったが、試練が待ち受けていた。

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