スペイン現地メディアはもちろん、世界各国のメディアがイ・ガンインのスペイン初ゴールを集中的に紹介している。
イ・ガンインは9月26日(日本時間)、ヘタフェとの試合でバレンシアが2-1でリードしていた前半39分、ロドリコ・モレノのクロスを受けてゴールを決めた。後半28分に交代するまで一心不乱にプレーし、自分の役目を果たした。
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この日のゴールで、イ・ガンインは満18歳218日でゴールを達成し、バレンシアの外国人選手史上最年少記録(18歳326日)も塗り替えた。また、2012年9月にパク・チュヨンが決めて以来となる、韓国人2人目のラ・リーガ得点者となった。
スペインの地元メディアもイ・ガンインのゴールを集中的に取り上げている。
『エル・パイス』は「U-20ワールドカップでゴールデンボールに輝いたイ・ガンインのゴールでバレンシアがリードした」とイ・ガンインの活躍を高く評価した。
スペインの『as』も「イ・ガンインがバレンシアの外国人選手としては最年少得点者となり、アジア選手としては初めてバレンシアで公式戦ゴールを記録した」とし、「イ・ガンインはフアン ・メナ、フェルナンド・ゴメス、フアン・コスタ、イスコを超えた」と説明した。
試合後『as』は「イ・ガンインがバレンシアの外国人最年少得点と最初のアジア選手得点記録を塗り替えた」と称賛した。
また、アメリカの『FOXスポーツ』もイ・ガンインを注目し、「U-20ワールドカップ・ゴールデンボール受賞者イ・ガンインが、韓国人としては2番目のスペイン・リーグ得点選手になった」と紹介した。
イ・ガンインはこの日、欧州サッカー統計サイト『WhoScored.com』がつけた評点で7.27点となり、マルチゴールを記録したゴメスに次ぐ2番目に高い点数を受けた。
一方、イ・ガンインはこの日、試合に先立ってスペイン『マルカ』が選定した「ラ・リーガ10代のゴールデンボーイ40人」の候補にもリストアップされている。
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