日米韓、通算400セーブまで残り1つ…オ・スンファン「チャンスは来る」【現地インタビュー】

2019年04月08日 スポーツ一般 #MLB #野球
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すでに40代に向かっている。オープン戦でオ・スンファンの球速が落ちたことについて、一部からは年齢によるものとの見方もあった。

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しかしオ・スンファンは、「私はスロースターターだ。まだ今シーズンも2試合を投げただけだ。コンディションが完全に上がれば、違ってくるだろう」と自信も見せた。

今シーズンを前に、チェンジアップの比率を高めるための変化も図っている。昨シーズンオ・スンファンは直球(53.5%)とスライダー(31.5%)を中心に投げた。チェンジアップは9.8%であった。今シーズンはカーブ(5.2%)とともに、チェンジアップの比率を増やし、配球に多様性をもたらす考えだ。

オ・スンファンは「2試合しか投げていないので、決断を出すのは早い。チェンジアップをより多くを投げて、実戦で感覚を身につけようと思っている」と話した。

オ・スンファンは4月7日(日本時間)、ロサンゼルス・ドジャースとのホームゲームで、1-5でリードされた7回、チームの四番手として登板。1イニングで1奪三振、被安打1と2試合連続の無失点を見せた。

特にシーズン序盤、好調な姿を見せているコディ・ベリンジャーを相手に、128キロのチェンジアップでタイミングを崩した。フルカウントから外目に146キロの直球を投げ、三振に切って取った。

4月7日(日本時間)、ロサンゼルス・ドジャースとのホームゲームで登板したオ・スンファン

オ・スンファンは3カ国を渡り、通算400セーブ達成を控えている。それでもまだ謙虚だ。「まだ野球選手として成功したと思っていない。マウンドに出ていけば、常に最善を尽くすだけだ。今季も、怪我することなくシーズンを完走することが最初の目標だ。そうすれば成績も出る」と強調した。

MLBに進出した後、オ・スンファンは昨シーズンまでの3年間で、毎シーズン60試合以上もマウンドに上がった。2016年と2018年は70試合以上、マウンドに立った。オ・スンファンには、今年も多くのチャンスが残っている。

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