「全北現代の4連覇か、それとも…」注目のKリーグ、2020シーズンの展望は?

2020年05月03日 サッカー #Kリーグ
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今や世界中のサッカーファンが注目するKリーグの2020シーズン開幕が、刻一刻と迫っている。

【注目】Kリーグ開幕日は5月8日に決定!マスク姿でピッチに登場も?

各クラブは新型コロナウイルス感染症の影響で開幕が延期になる中でも、地道に準備を進めてきた。

Kリーグ1(1部)の12チームそれぞれが新シーズンの目標を定め、今か今かと開幕を待ち望んでいる。

今回は、昨シーズンのKリーグでトップ3に入った全北現代モータース、蔚山現代FC、FCソウルの展望を書き記していこう。

全北現代モータース「玉磨かざれば光なし」

全北現代モータースは、“Kリーグ1最強”とも呼ばれるほどに強力なスカッドを誇る。

左からキム・ジンス、キム・ミンヒョク、イ・ドングッ

元アルビレックス新潟DFキム・ジンス(27)や元サガン鳥栖DFキム・ミンヒョク(28)、元柏レイソルFWキム・ボギョン(30)といった代表クラスをはじめ、邦本宣裕(22)やイ・ドングッ(40)など実力のあるスター選手もそろう。

GKからFWまでどのポジションにも隙が見つからないほど、国内屈指の顔ぶれだ。

そんな全北現代のカギは“調和”。前述の「玉磨かざれば光なし」ということわざが、今シーズンの全北現代にぴったりと当てはまる。

邦本宣裕(写真左)とキム・ボギョン

結局のところ、いくら豪華なメンバーをそろえたところで、最終的な結果は監督の手腕に左右される。昨シーズン、奇跡の大逆転でKリーグ1優勝に導いたジョゼ・モライス監督だったが、そのリーダーシップについては周囲から疑問を呈されていた。

そんな疑念を見事に蹴飛ばし、Kリーグ4連覇、そしてアジア・チャンピオンズリーグ優勝という悲願を達成するためには、自身が率いるスカッドの実力を100%引き出さなければならない。

蔚山現代FCをはじめ、FCソウルや江原FCなど後続の戦力も侮れない。彼らの挑戦を跳ね除け王座を守り抜くには、昨シーズン以上の力が必要となるだろう。

蔚山現代FC「打倒全北」

「今年は全北現代よりも上に」

昨シーズン、目前に迫った優勝を全北現代にかっさらわれた蔚山現代率いるキム・ドフン監督は、しばらくの間“門外不出”と貫いていた。

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