2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。
ドラマで火が付いた人気はきているが、気になるのはかつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。
シリーズでお届けする意欲企画。今回はブームに乗って “韓流紳士”として人気を集めた俳優キム・スンウの現在について紹介する。
第一次韓流ブーム真っ只中のとき、“韓流紳士”と呼ばれたキム・スンウのことを覚えているだろうか。
『新・貴公子』(2000年)ではチェ・ジウの恋人役、『ホテリアー』(2001年)ではペ・ヨンジュンのライバル役を演じた二枚目ジェントルマンのことだ。
2009年にはTBS系列でゴールデンタイムに放映されたドラマ『IRIS』でイ・ビョンホンとも共演したので、その顔と名前を憶えている人も多いかもしれない。
だがこのキム・スンウ。『IRIS』後の作品ではパッとしない。『アテナ:戦争の女神』(2010年)、『ミス・リブリー』(2011年)、『第3病院』(2012年)などで常に重要な役を演じているのだが…。
2015年には日本のドラマ『深夜食堂』をリメイクした韓国版で主演も務めたが、『深夜食堂』は日本ほどにはヒットしなかった。
2010年からはバラエティー番組でMCとして活動するようにもなり、『キム・スンウの乗勝長駆(スンスンチャング)』など自身の名を冠したバラエティー番組で司会も務めたが、役者としてもタレントとしても伸び悩んでいる印象だ。
ただ、私生活では2005年に人気女優のキム・ナムジュと再婚。一男一女をもうけた。
また、チャン・ドンゴンやヒョンビンといった韓流イケメン俳優たちで結成された芸能人野球チーム“プレイボーイズ”の中心的役割を担っている。
1969年2月24日生まれなのでもうすぐ50歳。老け込むにはまだ早い年齢だ。ドラマや映画で再起することを期待したい。
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