2000年代の開始とともに、日本に沸き起こった韓流ブーム。ドラマで火が付いた人気はやがてK-POP人気へとつながり、今では10代たちも熱狂する“第3次韓流ブーム”が起きている。
気になるのは、かつて人気だった“あの人”たちのその後だ。
彼ら彼女らは今、どうしているのだろうか。シリーズでお届けする意欲企画。今回はドラマ『冬のソナタ』で人気に火がつき、日本でも“涙のヒロイン”として多くのオジサマたちを熱狂させた、“ジウ姫”ことチェ・ジウに迫る。
韓流ドラマ『冬のソナタ』でその名をアジア全土に轟かせ、日本では“ジウ姫”のニックネームで愛されたチェ・ジウ。2018年3月に電撃結婚したニュースは、日本でも多くのメディアで報じられた。
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チェ・ジウの心をとらえたのは、彼女よりも9歳年下の一般人。オンライン・プラットホームのアプリケーション会社の代表を務める人物らしい。
ただ、その素顔も結婚式の様子も非公開。結婚から1年が過ぎた今も謎のベールに包まれた状態だが、チェ・ジウ自身はインスタグラムで近況を報告している。
また、2019年1月からは芸能活動も再開。しかも、それは意外な番組でもあった。
というのも、チェ・ジウといえば「演技」だ。日本で韓流ブームが盛り上がった時期にはTBSドラマ『輪舞曲』にも主演。2013年には『家政婦のミタ』の韓国リメイク版『怪しい家政婦』にも主演した。
その後も『誘惑』(2014年)、『2度目の二十歳』(2015年)、『キャリアを引く女』(2016年)、『世界でもっとも美しい別れ』(2017年)と毎年のようにドラマ主演するなど、女優業が彼女の本業でもあるが、結婚後の復帰作として選んだのは意外な作品だった。
その名は『コーヒーフレンズ』。俳優ユ・ヨンソクとソン・ホジュンが済州(チェジュ)島のミカン農園でカフェを運営し、その収益金を寄付するリアルバラエティ番組にゲスト出演して、ホールマネージャ―としてカフェ運営に携わったのだ。
結婚後初のテレビ出演で、優しく気の利いたホールマネージャ―ぶりを披露したチェ・ジウの姿に、韓国視聴者たちの反響も上々だ。
結婚前にも人気バラエティ番組『三食ごはん』や『花よりお爺さん』にゲスト出演し、無邪気でお茶目な一面を披露していたチェ・ジウだが、結婚後も気さくな姿を披露して好感度はさらにアップした。
結婚して女性としての包容力も増したように見えるチェ・ジウ。だからこそ、そろそろ演技者ジウ姫の姿も見てみたいと意見もある。
5月には広告モデルを務める韓国化粧品ブランドBOMIRAのイベントにも姿を見せたチェ・ジウ。その席で「現在、次回作を準備中」とのことだったが、そろそろ女優復帰作が発表になるかもしれない。
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