次々と被害者が…“性的暴行疑惑”が浮上した韓国の国民的歌手、立場を明らかに

2019年12月18日 話題
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韓国の国民的歌手キム・ゴンモが“性的暴行疑惑”に対して、悔しいという反応を見せた。

12月17日に放送された芸能情報番組『本格芸能真夜中』(SBS)は、キム・ゴンモの性的暴行疑惑についてフォーカスを当てた。

キム・ゴンモの所属事務所側は『本格芸能真夜中』との電話インタビューで、疑惑に対する立場を明らかにした。

【注目】「特殊な趣向を持っていた」韓国の国民的歌手キム・ゴンモに新たな暴露

まず、去る12月13日にキム・ゴンモを性的暴行容疑で告訴した女性Aさんを訴えたことについて、「世論が(キム・ゴンモを)悪人に作っているため、仕方なく対応を開始した」と説明した。

また「私たちはまだ告訴状を受けとっていない。まだ警察がくれなかった。あちらの告訴人が調査を受けたわけでもなく、私たちが調査されたこともない」とし、「マスコミが悪意を持ってこのような状況を作った」と強調した。

被害を主張する女性Aさんにも言及し、「偽名を使って年齢も偽って告訴状を提出した。どんな内容で告訴したのかは、マスコミを通じて知ることになるのだろう」と述べた。キム・ゴンモが関連する店舗に行ったかどうかについては、「いずれ明らかにする」と言葉を濁した。

疑惑と関連した記者会見を開く計画についても、「検討中だ。どのようにするかはまだ決めていない」と答えた。

(画像=『本格芸能真夜中』)

とある弁護士は「捜査機関が起訴するかどうかを決めるのは、告訴人の陳述が一貫していて信頼できるかどうかにある。キム・ゴンモが告訴人の信憑性が落ちるということを証明するのであれば、店に行ったことがないという証拠と、告訴人が和解金を要求したという証拠が必要になる」と述べた。

キム・ゴンモの性的暴行疑惑は、12月6日のYouTubeチャンネル『カロセロ研究所』を通じて浮上した。ルームサロンで働いていた女性Aさんが同番組に出演し、2016年にキム・ゴンモから性的暴行を受けたと訴えた。

続いて12月10日には、キム・ゴンモに暴行されたと主張する女性Bさんも登場。さらに12月17日、キム・ゴンモから性犯罪の被害を受けたという3人目の被害者Cさんも登場し、波紋が広がっている。

別のYouTubeチャンネルを通じては、キム・ゴンモが体の一部に触れようとしたという情報提供も続いた。

最初に被害を訴えたAさんは12月9日、キム・ゴンモを性的暴行容疑で告訴した。キム・ゴンモも12月13日、Aさんが虚偽事実を主張しているとして誣告罪で告訴し、本格的な法廷争いを予告した。

キム・ゴンモは1968年1月13日生まれ。1992年にアルバム『眠れない夜、雨は降って』でデビュー以来、韓国を代表する国民的な歌手として活躍している。2000年には日本公演も行った。

2020年5月にピアノ演奏家のチャン・ジヨンとの結婚式を控えている。2人はすでに婚姻届を提出しており、法的には夫婦となった。

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