女優イ・ヨンエが家族とSNS、そして後輩たちに対する思いを率直に語った。
【写真】「チャングム」の美貌はまだまだ健在!イ・ヨンエが14年ぶりに映画雑誌の表紙飾る
世間から「酸素のような女性」と呼ばれ、長きにあたり清純の代名詞として親しまれてきたイ・ヨンエ。しばらく過程と育児に集中していた彼女だが、最近再び大衆の前に登場した。
イ・ヨンエは去る11月27日に韓国で公開された映画、『私を探して』(原題)を通じて14年ぶりにスクリーンに復帰。失った息子を捜すために奮闘する母の姿を描き、新たな変身を知らせた。
撮影期間、もっとも感謝した人物について“夫”を挙げたイ・ヨンエ。「夫に助けられた」と強調し、感謝の気持ちを語った。
「シナリオも一緒に見た。夫がスタッフたちに韓国牛を買ってくれたり、プレゼントもくれたので現場の方々は大喜びだった。子供たちの面倒もたくさん見てくれたので、次の作品でもこんな風に手助けしてほしい」
前述の通り、イ・ヨンエは14年という時を経てスクリーンにカムバックした。久々の復帰に対する不安はなかったのだろうか。
「30代前半はとにかく仕事に集中していて、自分のことしか見えなかった。“いつか私がしばらく仕事をできなくなっても、帰ってきたときにしっかりと根を下ろせるように土台を作っておこう”と思っていたし、そのために20~30代の間に自分のために演技して、キャリアを積んでおこうと頑張っていた。
それが現実になった今、時が経つのがあっという間だと思った。女優として仕事を見つけたことに感謝しているし、以前よりも仕事を大切に思うようになった。感謝の気持ちが本当に大きい」
さらにイ・ヨンエは、「今振り返ってみると、20~30代のときは気ままに作品を選んでいたように思う。成功しようという気持ちよりは、できるだけさまざまな役をやってきた」と付け加え、現在に至るまでの過ごし方について語った。
「30代後半には、現時点でこれ以上何を望めばいいのだろうと思った。そこで家庭を持ちたいとも思ったし、家庭に根を下ろすために一生懸命だった。だからといって、まったく活動しなかったわけではない。テレビ番組を通じてこっそりと私の姿を見せてきた。そのためか、14年経っていたという実感はあまりなかった。自分自身の役割に集中しなければならない時期があったので、それだけあっという間だった」