帰ってきた『チャングム』女優イ・ヨンエ、14年ぶりの映画出演と“引退説”後の歩みとは

2019年11月30日 映画 #イ・ヨンエ
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韓国時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公チャングムを演じ、日本でも人気を集めた女優イ・ヨンエが、14年ぶりに韓国映画に復帰した。

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その映画とは、第44回トロント国際映画祭の公式招待作でもある『私を探して』(原題)。子供の行方不明や虐待問題を扱ったサスペンスで、韓国では公開11月27日に公開された。

イ・ヨンエといえば、韓国では“国民的女優”、日本では“韓国の吉永小百合”と称されながら、その存在感を放ってきた。

2005年にはパク・チャヌク監督の映画『親切なクムジャさん』で復讐に燃える女性を熱演し、清純派のイメージを覆すと同時に女優としての新境地を開いた。

ただ、『親切なクムジャさん』以降、開店休業状態に突入し、“引退説”が囁かれたこともある。

イ・ヨンエ

イ・ヨンエは当時の心境を、11月16日に発売された韓国の映画雑誌『CINE21』のインタビュー記事でこう振り返っている。

「『チャングム』と『親切なクムジャさん』で好評をいただいてからは、何も求めなくなりました。それ以上のいいもの(成功)を求めていくと、私は家族を作れない。欲を出すまいと思ったのです」

バラエティ番組で“素顔”を公開?

ところが、イ・ヨンエは本人の望んだ通りに結婚(2009年)と出産(2011年)を経たあと、それまでと違う路線を歩き始めた。

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