「韓国のK-POP市場、とくにアイドル市場では女性に対する視線がかなり硬直している。世界の音楽市場を牛耳るほどのアーティストの場合は、性的な発言や露出、自分を表現する方法に対してある程度自由度が高い。
しかし、韓国内の市場では皮肉にも、彼女たちの音楽やコンセプトに憧れているにも関わらずファッションや発言についてはまだまだ視野が偏狭だ。必要以上に厳しく評価する風潮が見受けられる」
一方で、別の関係者はヒョナのパフォーマンスについて言及し、物議をかもした他のアーティストとの間に一線を引いた。
「ヒョナの場合は、アーティストとしての自分という前提があっての“パフォーマンス”だ。実際に、故意に下着をつけないなどの過度な露出があったわけでもない。加えて、議論になった際には必ず自らの意見をフィードバックして、ファンを気遣う姿も見せている。
ところが、ソルリの場合は話が変わってくる。SNSはもちろん個人の領域だ。しかし、大きな影響力を持つアーティストという彼女の立場を考えると、ライブ配信中の露出まで尊重されるには無理がある」
さらに別の関係者も、「どうしても韓国では情緒上、アーティストに厳しくなるしかない。また、10代という若い世代にも影響を及ぼすだけに、露出問題に関してはさらに厳格だ。そういった面で、スターたちももう少し自重する必要がありそうだ」と、自発的な“やりすぎ露出”について意見を述べている。
世間は相変わらず、“イシューメーカー”となった彼女たちの今後に注目を集めている。