トロット歌手ホン・ジニョンが所属事務所との紛争を予告した中、彼女の側近が一連の報道に対する立場を明かした。
ホン・ジニョンの側近は8月27日、本誌『スポーツソウル』に対して「最近の記事は、まるでホン・ジニョンが家族事務所を立ち上げるために所属事務所に収益分配の話をしたような表現がされている。これは事実と異なる」と明らかにした。
現在ホン・ジニョンは、10年間活動を共にした所属事務所Music Kエンターテインメント(以下、Music K)を相手に“専属契約効力停止仮処分申請”を出している状況だ。去る8月23日に自身のインスタグラムを通じて対立の事実を明かしたが、所属事務所は公式立場を通してホン・ジニョンの主張に反論している。
その後、一部メディアからは「ホン・ジニョンが、家族事務所の設立を念頭に置いて契約解除を申し出た」「“私が去れば会社は飢え死にするだろうから、ケースバイケースで収益を分配してあげる”と発言した」といった内容が報じられた。
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ホン・ジニョンの側近は一連の騒動に関して、メディアによって事実が歪曲されたことを強調している。
「ホン・ジニョンが代理人を通じてケースバイケースで収益の分配を提案したことは間違いない。しかし、現在ホン・ジニョンは家族事務所どころかどのプロダクションとも契約を交わす考えがない状態だ。
彼女は“唯一の収入源であるホン・ジニョンとの契約解除は会社の生存に関わる問題”という相手の主張があったため、これまで清算されなかった金額は免除し、一件ごとの契約で収益のやりとりをするという提案をしただけだ。しかも、このやりとりですら本人ではなく法定代理人を通して行われている」
続いて、「まるでホン・ジニョンが金銭的収入や家族事務所のために騒動を起こしたかのように報道されたが、契約違反を認識するまでは所属事務所に対する確かな信頼があった」と主張。さらに「昨年末の契約満了時に5年の再契約を提案したのも、そのためだ。しかし、その後にさまざまな過程を通じて会社に対する信頼を完全に失った。ホン・ジニョンは、所属事務所との関係を清算したら個人事務所を設立する予定だ。家族事務所の設立や運営は、まったく考えていない」と付け加えた。
側近によると、ホン・ジニョンは今年の4月、Music K側が「Music Kカンパニー」というペーパーカンパニーを通じて“自身の名前が入った身に覚えのない商品”の売り上げを分配する契約がされていたことを知った。