その後、広告やテレビ出演、収益分配や清算内容の内訳といった一通りの資料を要求したが、一部のみ渡された。しかし、そんな一部の資料を見ただけでも追加的な契約違反が発覚したため、所属事務所に対する信頼がなくなったという。
さらにいうとMusic K側は、広告主と収益分配に関する裏契約を交わしていた。「Music Kカンパニー」名義で広告契約を交わし、エージェントへのマージンという名目で約2億ウォン(2000万円)という金額の清算書を控除。広告モデル契約金の一部を新人グループ分として清算し、CMソング、CDの印税、イベント費用といった収益を支給しなかったという。
以上のことからホン・ジニョンは所属事務所に対する信頼を失い、専属契約の解約を通知するに至った。現在は専属契約効力停止仮処分申請だけでなく、業務上横領や業務上背任による刑事告訴も進行しているようだ。
8月26日にはホン・ジニョン本人もインスタグラムを通じて立場を明かしており、「これ以上他人を信用して事務所に所属することが難しいと感じた」「自分が専属契約を解除するとなれば、会社に迷惑がかかることを当然把握している。向こうが望むなら何かしらの契約を交わして(Music K側が)最小限の収益を得られるように配慮する意思もあると伝えたが、その配慮に対しても金に目がくらんで騒動を起こしたと言われている状況」と伝えている。
現在は、Music K側の契約違反に関する証拠が裁判所に提出された状況だ。