「こうやって三清洞(サムチョンドン)でインタビューを受けるのが不思議です」
好奇心に満ちた大きな目と、止まらない微笑み。このほど新たなスタートを切ったスヨンは、トキメキいっぱいの様子だった。
5月9日に公開された映画『ガールコップス』(原題)で、主人公コンビをサポートし、犯人の位置を特定する主務官ジャンミ役を演じたスヨン。
最近は「少女時代のメンバー」よりも「女優」としての活躍が多い彼女の日常や未来への抱負を探るため、インタビューを行った。
まず今回の映画出演について、スヨンは「いつも個性の強いキャラクターへの渇きがあった。これまで演じたドラマの役とはまた違うキャラクターだったので、迷わず出演を決めた」と話した。
ジャンミは劇中、一部終始悪口を連呼するのはもちろん、終盤には驚くべき正体が明らかになる人物。
悪口をいう演技の感想を聞くと、「言葉とキーボードを打ち込むアクションだけで演じる役なので、体を張って演技するラ・ミランさんとイ・ソンギョンさんに申し訳なかった。夏の間、私はずっとクーラーの効いたところで撮影をしたが、彼女たちは外でとても大変だったはず」と、まず主演女優たちへの心遣いを忘れなかった。
“少女時代”としてのスヨンしか知らない人にとって、『ガールコップス』でのスヨンの演技はそれこそ「どんでん返し」だろう。
スヨンは「よく人の口調を真似する」と言い、「私の周りにジャンミのような、ワイルドな喋り方をするお姉さんがいる。彼女を見ながら練習した。日常の中でも語尾に悪口をつけたら、悪口が身についた」と、笑いを誘った。
2007年に少女時代のメンバーとしてデビューし、17年間SMエンターテインメントで音楽と演技活動をやってきたスヨンは、このほどSARAMエンターテインメントへ移籍。「まるで再び新人の気持ちに戻ったようだ」という。
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離れ離れになってしまった少女時代のメンバーについてはこう語る。