『オクニョ』最終回に絶対に知っておきたい!! 「悪の女帝」たちの本当の最期
『オクニョ 運命の女(ひと)』で最後まで悪行を繰り返したのが、尹元衡(ユン・ウォニョン)と鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)だった。この2人は、史実の朝鮮王朝でも最悪の夫婦であった。
もともと、2人はどのようにして知り合ったのか。
極貧の中で育った鄭蘭貞は、権力がある男を見つけようとして妓生(キセン)になり、もくろみどおりに尹元衡に近づいた。もちろん、尹元衡が文定(ムンジョン)王后の実弟であることを知っていた。この文定王后は11代王・中宗(チュンジョン)の正室だ。
尹元衡の妾になった鄭蘭貞は、紹介を受けて文定王后に会うことができた。文定王后は、鄭蘭貞の抜け目のなさを見抜いたうえで、手先として使えると確信した。
当時、文定王后は、中宗の側室だった敬嬪(キョンビン)・朴(パク)氏の追放を画策していた。