「BTSが“顔”」現在の韓流をリードするコンテンツや支持層は?【専門家100人に聞く韓流】

2019年04月18日 話題 #BTS
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韓流コンテンツに対する社会的認知度が高く、関連商品の流通が一般的に行われる“定着の段階”、一時的なブームが社会一般に定着化されていく“過渡期の段階”、まだ韓国のコンテンツの認知度は低いがコアなファンを中心に広がる“拡散の段階”だ。

現在の韓流が「最も活発な国」と「新興市場」についてはアンケート結果から、具体的な国名を確認することができた。

最も韓流が活発な国に選ばれたのは、「日本」と「ベトナム」だ。そこから1~2票差で「東南アジア」と「中国」が続いた。また韓流の新興市場としては、東南アジアが過半数に近い支持を受けた。ベトナムはもちろん、インドネシア、マレーシアなども高い票数を得ており、韓流は日本と中国から東南アジアへと広がっていくと考えられる。

韓流が活発な国としても新興市場としても注目されたベトナムは、韓流への熱が今後さらに高まる国として、専門家が最も注目している国といえる。また韓流の“拡散の段階”である「南米」(12票)や、アメリカをはじめとする「北米」(13票)も新興市場として浮上している。

韓流の潜在力について、回答者の40%以上が「無限の持続が可能」と予想した。「5~10年」と予測した人も30%を超えるなかで、今後「3~5年」に韓流ブームが終わるという意見も、全回答者の25%に上り、持続性について懐疑的な意見も存在した。

現在の韓流は、過去のように韓国の輸出商品を海外市場に持っていき、売上高や市場拡大に力を入れるというよりも、文化交流を通じて、トレンドや楽しさを共有する概念に変化している。“韓流3.0”、あるいは“新・韓流”へと進化しているわけだ。

しかし限界と不足点もあるだけに、中長期的な目で改善と対策について考える時期に入ったといえるかもしれない。

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