【韓流のいま⑤】いわゆる「第3世代ファンダム」はどう生まれたか

2019年04月10日 話題 #EXO #コン・ユ
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【韓流のいま④】韓流スター&ファンによる「社会貢献活動」定着へ

言葉は違えど共感できる歌詞と、高いクオリティのパフォーマンスが合わさったK-POPに魅力を感じた世界のファンは、ただ音楽を消費するだけでなく、スターを中心に社会的活動にも乗り出してる。

そのような影響のあって、BTSは国際連合(UN)の定期総会でスピーチをしたり、アイドルとして初めて韓国文化勲章にも輝いた。

文化評論家のチェ・ヨンイル氏は、「最近のスターとファンは、世界へ視野を広げ、社会弱者や若者の支援などに力を入れ、力が必要なところを発掘したりもする。文化・芸術を超えて生活と融合する現象が起きている」と述べた。

ボーイズグループEXOのファンクラブ関係者も言う。

「SNS、コミュニティなどの発達で様々なルーツからスターのニーズを知り、『好きなスターがこんな社会的活動に興味があるんだ、一緒に参加しよう』という認識が広まっている。スターを見守ることも良いが、その人の良いところを見習うのがファンとしての正しい姿勢だと思っているため、スターと一緒に善行を続けていきたいと思う気持ちが大きい」

(写真提供=SMエンターテインメント)EXO

複数のファンダム(fandom)はSNS、コミュニティなどを通じて、海外のファンとキャンペーンの内容を共有し、コンサートのようなファンが集結するイベント時に寄付イベントを一緒に企画することもある。

コミュニケーションのための世界の言語に翻訳することに関与するかとSNSを介して、ハッシュタグを共有すると、さまざまな企業が代わりに寄付したり、直接中継寄付をするなど、様々な形態の寄付に参加することもできる。

世界へ広がる韓国のファン文化

韓国のような社会参加型ファン文化は、他の国では見当たらない。

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