【韓流のいま⑤】いわゆる「第3世代ファンダム」はどう生まれたか

2019年04月10日 話題 #EXO #コン・ユ
このエントリーをはてなブックマークに追加

韓流が世界に広がることで韓国のファン文化も拡散され、海外のファンたちが韓国ファンを真似する傾向を見せている。

寄付や分け合いの文化も海外に伝わりうまく作用した。

例えば、東方神起のユンホの日本ファンたちは患児の病衣を支援する活動をし、BTSのアメリカファンたちは、患児の美術治療のために寄付金を伝達した。

俳優コン・ユは、中国ファンクラブと共に自分の名前を掲げた上映館を設け、独立映画の制作を支援している。

他にもヒョンビン、パク・ボゴム、キム・ヒソンなども海外の慈善バザーに参加し世界の恵まれない人々を助けている。

女優イ・ヨンエは、地震被害を受けたイランやインドネシアの災害復旧のために寄付した。

俳優コン・ユ

このように、スターとファンの同伴寄付が韓国を越えて世界に広がっている現象について、文化評論家のハ・ジェグン氏は言う。

「韓国の文化的影響力がグローバルになっている。韓国ファンたちが社会的責任を強化する動きを見せるため、海外ファンもそのような動きが出ている。これは韓流に対するポジティブなイメージへと現れると思う。K-POPスターが好きならファン活動をしても社会的善行を行うという認識が生まれ、K-POPに対する好感度も上がることになる」

そのようなファンの活動については、「ポジティブな側面に注目し、励ましてあげればもっと良い影響力につながる。のちにグローバル化も図れると思われる」と語った。

前へ

2 / 2

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集