BTSは昨年アルバム『LOVE YOURSELF』シリーズでビルボードのアルバムチャート「ビルボード200」で2連続1位を記録した。
全員韓国人で構成されたグループが韓国語の歌でアメリカ市場を制覇したのだ。
BTSの人気と知名度はアメリカを超えてヨーロッパにも広がったため、韓流ブームも続く見込みだ。
アメリカではK-POPはもちろん、韓国ドラマや映画も人気を集めていることがわかった。
特にK-POPはSNSを通じた情報共有がアクティブで、ファンクラブの活動も活発に行われていると「韓国国際交流財団」(以下、KF)は分析している。
K-POPをパロディしたり、リアクションする姿を撮った動画も爆発的な反応を見せている。
中南米ではアルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルーを中心に韓流が愛されている。
特にアルゼンチンとチリのコミュニティ会員数は約130万人で、それぞれの国で1、2位を占めていると分析された。ブラジルではK-POPのカバーダンスグループが急激に増え、コミュニティ会員数は約22万人と推定される。
中南米の中で韓流コミュニティ会員数が最も急増したのは、カリブ海にある人口1000万人の小さな島国、ドミニカ共和国だった。
ヨーロッパで最も韓流ファン層を持つ国は、ロシア(290万人)、フランス(131万人)、トルコ(96万人)である。