ロシアの場合、10~20代の間でBTS、EXO、GOT7が人気を集めている。
K-POPのアルバムはロシアの音楽市場に進出していない状況だが、ファンはインターネットを通じてK-POPに触れている。
韓国映画の知名度も高く、ドラマは『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『太陽の末裔』『相続者たち』などが人気を博して主演俳優たちの人気も高まった。
トルコでは、コンテンツを問わず、韓国のすべてに興味を持つ10~20代が多いと分析された。やはりK-POPやドラマに熱狂するファンが多い証拠だとKFは予想している。
またトルコではK-POP歌手や俳優のファンコミュニティが増える傾向にあり、最新ドラマにも多く触れている。 ヨーロッパ内で韓流コミュニティが最も多い国は、約236つのハンガリーだった。
2009年に初めて地上波で放送されたドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』が視聴率51.6%を記録、決定的な韓流の火付け役となり、その後『トンイ』『善徳女王』なども放送されている。
10~20代の間ではK-POPの人気が熱く、K-POP関連コミュニティが150つ存在することがわかった。他にもスペインとベラルーシ、フランス、トルコ、ドイツにも韓流コミュニティが活発になっている。
アフリカ、中東、韓流、ドディジのみ成長中 アフリカと中東は韓流コミュニティや会員数が着実に増えてはいるが、その幅は比較的低いほうだ。
南アフリカ共和国は昨年、コミュニティ会員数が40倍伸びた約1万1000人になった。アメリカ大衆文化の影響を受けるだけに、K-POPの人気も上昇したとKFは分析している。
この地域では、南アフリカをはじめエジプト、エチオピア、アルジェリアが韓流4大強国として成長している。
アフリカ、中東で韓流の拡散が遅い原因は、女性ファンたちが韓流関連イベントに自由に訪れにくことと解釈される。
また、インターネット使用の制限も原因の一つだ。その解決策として、中東・アフリカ地域との旅行安全保証協定を結んだり、韓流関連イベントに自由に旅行できるようにするなどのプログラムが必要だとKFは提案している。