“手の平返し”を繰り返す韓国芸能事務所は、世間を騙そうとしているのか

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本当に知らなかったのだろうか。無実を信じたかったのだろうか。それとも芸能人と一緒に世間を欺こうとしたのか。

クラブ「バーニングサン」事件をきっかけに、“V.Iチャットルーム事件”が浮き彫りになるなか、V.I(本名イ・スンヒョン)、チョン・ジュニョンはもちろん、彼らと関連した芸能人たちに注目が集まっている。

そんななか、所属事務所の理解し難い行動が大衆の眉をひそめさせている。

疑惑が浮上した芸能人の所属事務所は「本人に確認した結果」という言葉とともに、疑惑を否定する公式立場を発表しているが、捜査や報道を通じてその公式立場がすべて偽りであることが明らかになっている。

YGエンターテインメントは、バーニングサンの暴力事件が発覚した当初、V.Iとともに沈黙し、ヤン・ヒョンソク代表PDとV.Iが順番に立場を明らかにして積極的な解明に乗り出した。性接待疑惑のときは「本人に確認した結果、当該記事は偽造されたテキストメッセージで構成されており、事実ではないと明らかにする」と発表した。

さらに「YGは堅持してきた基調通り、フェイクニュースをはじめとするデマ拡散や再生産など一切の行為について法的に強硬対応する」などと強調。しかし現実には、V.Iは容疑者となり、再び警察に出頭している。

V.I(左)とチェ・ジョンフン

FTISLANDチェ・ジョンフンの所属事務所であるFNCエンターテインメントは、さらにひどい。

FNCはチェ・ジョンフンが参考人調査を受けた後になって、ようやく彼は事件と関係がないという立場を明らかにした。しかしわずか1日後に、チェ・ジョンフンが2016年に飲酒運転で摘発されたが、警察に請託して事件が報道されることを防いだ事実が知らされ、再び議論が巻き起こった。

するとFNCは、本人への確認を通じて飲酒運転は事実だが、警察に請託したことはなかったと公式立場を伝えた。しかしそれもSBS『8ニュース』によってチェ・ジョンフンの請託状況が公開され、チェ・ジョンフンとFNCの嘘は1時間後にばれることになった。

【関連】FTISLANDのチェ・ジョンフン、3年前の飲酒運転“もみ消し”か。警察との癒着疑惑

チョン・ジュニョンの盗撮動画に関与していたヨン・ジュンヒョンと所属事務所アラウンドアースも、疑惑が浮上した当初、「いかなる不法動画撮影や流布と関係がない。またヨン・ジュンヒョンは、チョン・ジュニョンの盗撮動画が共有されたチャットルームに参加したことがない」と強気に対応していた。

しかし3月13日の参考人調査以降は立場を180度変え、3月14日にはヨン・ジュンヒョンのHighlightからの脱退を宣言した。

芸能人が騙したのか、事務所も共謀したのか

今や国民とファンは、所属事務所の公式立場を信じていいのかどうか、疑問を持たなければならなくなった。

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