2020年4月にデビューしたK-POPボーイズグループTOO(ティーオーオー)のメンバー、チャ・ウンギに学生時代の“校内暴力疑惑”が浮上した。
2月16日、とあるオンラインコミュニティには「TOOウンギの校内暴力を公論化します」というタイトルの文章が投稿された。
作成者は「チャ・ウンギの校内暴力+人間性を暴露する」とし、「人々の記憶のなかにチャ・ウンギ=スーパーマンであるかのように、すごい人として残ることが死ぬほど嫌だ。どれだけ公論化されるかわからないが、“お酒の場の発言”で人々が持ち上げるのは見ていられない」と伝えた。
先立って2月15日、チャ・ウンギは韓国で新型コロナの対策として「社会的距離確保」が行われているなか、多数で集まってお酒を飲むことについて「自慢するようなことではない」と批判し、良識のあるまともなアイドルだと絶賛された。
それから一日で、一転して校内暴力疑惑が浮上したわけだ。
暴露文の作成者は、被害事例を記載したりもした。それによると、チャ・ウンギは暴言、集団でのいじめ、親に対する悪口、SNSを利用したいじめなどを行ったという。特に、とある被害者はチャ・ウンギと友人のいじめによって転校し、対人恐怖症になったとも主張した。また別の被害者は、生活指導部に経緯書を書いて、校内暴力委員会を開いてくれと要請したが、受け入れられなかったというエピソードもあった。
作成者は「学生時代に後輩たちを毎日苦しめ、被害者が1人、2人でもないのに、現在のようにイメージを洗濯して、堂々としていて良いのか」とし、「お前が謝罪しても私たちの傷が癒えるわけでもなく、許すこともできないが、被害者一人ひとりに心からの謝罪をしろ。少なくとも人間であれば、良心があるはずだ」と付け加えた。
疑惑に関連してチャ・ウンギの所属事務所関係者は、韓国メディアに「現在、確認中」とだけ立場を明かした。
現在、韓国社会で学生時代の校内暴力がイシューとなっているだけに、真相究明が求められている。
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