3月3日に韓国での公開を控えた話題の映画『ミナリ』。
本作の主演女優ハン・イェリが作詞し、歌唱しているOST(オリジナル・サウンド・トラック)『Rain Song』が、「第93回アカデミー賞」で主題歌賞部門の1次候補にノミネートされ話題を呼ぶなか、2月12日に『ミナリ』サウンドトラックのデジタルアルバムがリリースされた。
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『ミナリ』は、希望を求めて“見知らぬ地”アメリカに渡った韓国人家族の、特別なストーリーを描いた作品だ。
『Rain Song』は劇中、シンプルでありながらも甘美なメロディーで、聴く者を癒しの世界に引き込む。
楽曲制作には、翻訳家であり作詞家のステファニー・フォンと、LAで活躍する作曲家のEmile Mosseriが携わり、歌詞を翻訳する過程でハン・イェリも参加した。3人で共作した楽曲は、美しい韓国語の歌詞が印象的だ。
ハン・イェリは『Rain Song』について「静かな冬の風景の中に舞う雪の花が浮かんで、歌詞は母の子守唄のように心を温めてくれた」と感想を述べて、確かな演技力と美しい歌声の両面で映画の感動を倍増させている。
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