韓国JTBCの新ドラマ『怪物』(原題)のメイキング写真が公開された。
同作は、下町で繰り広げられる化物のような2人の男の物語を描く。「怪物は誰か。君か、俺か、俺たちか」という質問を投げかけ、事件の裏に隠された人間の多面性をしつこく追う。
ドラマ『十八の瞬間』『真夏の思い出~一度きりのサマーラブ』で繊細な演出を披露したイム・ナヨン監督と、『マッド・ドッグ』を通じて緻密な筆力で好評を得た脚本家キム・スジンが意気投合した作品だ。
何よりも演技力に定評のあるシン・ハギュン、ヨ・ジングの共演が期待を集めている。町の交番で働く元刑事のイ・ドンシク役で物語をリードするシン・ハギュンと、とある秘密を抱えて交番に転勤してきたハン・ジュウォンに扮するヨ・ジングの強烈な“演技対決”が、同作最大の見どころだ。
思わずパートナーとなった2人がきめ細かい演技で披露する“真理スリラー”に、早くも期待が集まる。
先日公開されたメイキング写真では、シン・ハギュンとヨ・ジングの“熱血モーメント”が収められた。休まずに台本に目を通しながら撮影直前まで集中力を乱さない姿は、流石の一言。
感情を抑えた目つきでも壮絶な物語をにじませるシン・ハギュンと、感情をぶつけるヨ・ジングのリハーサル現場は息の詰まるような緊張感が漂う。
2人が織りなす心理追跡スリラーはどんなものなのか。絶えずお互いを刺激し、警戒しながら真実を追っていく男たちの執念深さが待ち遠しい。
制作陣に対する俳優たちの信頼も厚い。シン・ハギュンは「人間の心理を繊細に掘り下げるスリラーだ。脚本家のキム・スジンさんが、このジャンルが持つ力と差別性を正確に把握し、キャラクターの調和と感情をうまく描いてくださった」とし、「繊細に感情を表現するためにシム・ナヨン監督とはたくさん話し合いながら頑張っている」と伝えた。
ヨ・ジングも「人間の内面を見抜くキム・スジンさんん筆力がすごい。台本には人物の表情や感情が細かく描かれているので、その立体的な構築に気を配っている。現場の雰囲気も良いのでうまく取り組むことができる」と明かした。
新ドラマ『怪物』は、韓国JTBCにて2月19日23時から放送開始。
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