韓国で2021年上半期最大の期待作、tvNの新ドラマ『マウス』(原題)から、イ・スンギの劇中カットが公開された。
3月3日22時30分に初放送となるドラマ『マウス』は、自他共に認める正しさで、町の巡査を務める青年チョン・バルム(演者イ・スンギ)と、幼い頃殺人鬼に両親を殺され、復讐にひた走ってきたアウトローな刑事コ・ムチ(イ・ヒジュン)の2人が、サイコパスの中でも上位1%とされる悪辣な“プレデター”と対峙し、運命に振り回される姿を描いた“ヒューマン・ハント”作品となっている。
本作でイ・スンギは、世の中にこんな人間がいるのかと疑うほど“過度に善良”で、正義感に満ちあふれた天然の新人巡査、チョン・バルム役を演じた。
チョン・バルムは韓国全土を恐怖に陥れた連続殺人鬼を追いかける途中、予期せぬ“特別な出来事”に遭遇し、人生が根こそぎひっくり返る体験をするとのことだ。
俳優、歌手、タレントとマルチに活躍するイ・スンギが、より一層成熟した繊細な表現力で描き出す正義のキャラクターに期待が集まっている。
これと関連し、イ・スンギが“善良な巡査”というイメージを100%体現した姿が初公開され、注目を浴びている。
チョン・バルムが町で縦横無尽に活躍しているシーンや、足をケガしたお年寄りの足に薬を塗ってあげる場面、大きな荷物運ぶ姿など、新人巡査らしいはつらつとした姿が印象的だ。特に、目線を低くして誰かの話に丁寧に耳を傾ける姿は、まさに“町のヒーロー”と呼ぶにふさわしい。
果たして、新米巡査のチョン・バルムがどのような“特別な出来事”と遭遇し、一世一代の危機を迎えることとなるのか、まるっきり予測がつかないストーリー展開にも注目が集まっている。
クランクインの現場でイ・スンギは、爽やかな笑顔で颯爽と登場。多くの共演者やスタッフと丁寧に挨拶を交わし、雑談も交えるなど、主演として現場の雰囲気を和やかに盛り上げている。
また、衣装から小物まで几帳面に確認して万全の準備を整え、撮影が始まると瞬間に目の色から言葉遣い、手先までキャラクターがそのまま憑依したかのようなリアルな演技を披露。『マウス』に対する期待感を急上昇させている。
イ・スンギは『マウス』初撮影の感想について「監督をはじめスタッフの皆さんがしっかり準備してくださったので、安定して撮影できている。また、イ・ヒジュン、パク・ジュヒョン、キョン・スジンなど、先輩、後輩問わず共演者との演技が非常によくて、楽しい」と語った。
「『マウス』が視聴者の皆さんにどんな作品に近づくのか、合わせて俳優人生にどんなフィルモグラフィとして残されるのか大いに期待している。とてもいい作品になりそうだ。皆さんも期待してほしい」という願いを伝えた。
制作陣は「イ・スンギは常に準備された姿勢とあふれる情熱で、制作陣に無限の信頼を与える俳優だ」と絶賛し、「久しぶりのドラマに訪れたイ・スンギが、情熱と誠意を持って完成させた“巡査正しさ”の姿はどうか、視聴者たちを一気に魅了するイ・スンギの演技変身に期待してほしい」と伝えた。
tvNの新ドラマ『マウス』は、当初予定されていた日から1週間延期された3月3日に韓国で放送開始となる。
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