韓国で再公開される大ヒット映画『神と共に』をおさらい!楽しむための注目ポイント

2021年01月21日 映画 #韓国映画
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2017年に韓国で公開され、日本でも注目作となった映画『神と共に 第一章:罪と罰』と、その続編『神と共に 第二章:因と縁』が、韓国で再び劇場公開されることとなり、注目を浴びている。

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韓国では1月7日に『第一章』が再公開され、21日に『第二章』の公開が予定されているが、今回は人気作をより楽しめる3つのポイントが公開された。

『神と共に』シリーズは、原作ジュ・ホミンによる人気同名ウェブトゥーンを原作にした映画作品だ。

一度死んだ男が生まれ変わるため、冥界の使者たちとともに49日間で7つの裁判(殺人、怠惰、嘘、不正、背徳、暴力、天倫)を受けるため地獄を巡り、奮闘する姿を描いた作品となっている。

『神と共に 第一章:罪と罰』ポスター

韓国の“アベンジャーズ”作品とも呼ばれ、本家を抜いたことも

本作は韓国で公開当初、ハリウッドの超人気大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超える観客動員数を記録したことにも注目が集まった。

シリーズ2作で累計観客動員数2700万人を動員し、韓国人口の半分以上の数字を。

また、韓国の“アベンジャーズ”作品とも称され、名子役から実力派スター俳優、アイドルまで登場したことも話題となった。

主演チャ・テヒョンを筆頭に、『クローゼット』『お嬢さん』など数々のヒット作に出演したハ・ジョンウ、『アシュラ』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』で存在感を見せた名優チュ・ジフン、 “最年少千万女優”(千万=1000万人の観客動員数)と称された女優キム・ヒャンギ、“演技派アイドル”との呼び声高いEXOのD.O.(ド・ギョンス)、そして本家MARVEL映画への出演も決定している肉体派のマ・ドンソクなど、映画ファン必見のラインナップとなっている。

『神と共に 第二章:因と縁』ポスター

完成度の高いCG

壮大なスケールで描かれている本シリーズは、豪華絢爛なキャスト以外にも、CGのクオリティの高さも要注目ポイントの1つだ。

“冥界”が舞台となっているだけに、地獄風景や鬼、怪物などが惜しみなく登場する。「誰も見たことのない世界が開かれる」というキャッチコピー通りに、空想上の世界観をハリウッドでも活躍するVFX会社デクスター・デジタルがリアルに再現し、多彩な見どころを提供している。

VFXが作品の90%以上を占めているとされているが、完成度の高さで異質さを感じさせないという点はさすがの一言だ。

本シリーズの韓国での興行成績は、続編への関心にもつながっているとのことだ。監督と出演者が、続編製作への意志をともにしたことが明らかになっただけに、3作目の制作にも期待がかかっている。

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