K-POPの熱気は2021年も世界中に広がっている。
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新型コロナの世界的な流行で海外活動には制約が生じたが、K-POPの人気は国境を行き来している。年初からK-POPを代表するアイドルたちが活発なグローバル活動を広げており、さまざまな方法で海外活動に乗り出しているのだ。
まずSEVENTEENは、アメリカの人気テレビ番組『The Late Late Show with James Corden』と『The Kelly Clarkson Show』に出演して完成度の高い舞台を披露すると同時に、『GRAMMY Museum』とのインタビューなどを通じて、グローバル市場での自分たちの存在感をのぞかせている。
来る1月23日には、オンラインコンサート「2021 SEVENTEEN ONLINE CONCERT <IN-COMPLETE>」を開催し、世界中のファンと会う予定だ。
新人グループも奮闘、海外アーティストとのコラボも
次にYGエンターテインメントの大型新人グループTREASUREだ。1月11日に発表した初のフルアルバム『THE FIRST STEP:TREASURE EFFECT』が、発売1日で韓国国内はもちろん、日本のアルバムチャートでもトップに立ち、強大な人気を誇っている。
日本では正式デビューもしていないが、タイトル曲をはじめ、収録曲が現地音源チャートで1位を記録する成果を収めている。
また“TWICEの妹分”とされるITZYは、来る1月22日14時に初の英語アルバム『Not Shy(English Ver.)』を発売する。新アルバムには『Not Shy』『WANNABE』『ICY』『DALLA DALLA』と、これまで発表した4つのタイトル曲の英語版が収録される。
発表当日13時には、NEVER NOWを通じてカウントダウンライブを行い、国内外のファンとコミュニケーションする予定だ。
Mnetのサバイバル番組『Road to Kingdom』で優勝するなど、頭角を見せているTHE BOYZ(ザ・ボーイズ)は来る3月、初の日本フルアルバム『Breaking Dawn』を発表する。9人の韓国人メンバーと、2人のカナダ人メンバーで構成されたTHE BOYZは、2019年11月の初ミニアルバム『TATTOO』以来、1年4カ月ぶりに日本で新曲を公開し、韓国での人気を持続していく狙いだ。
海外アーティストとのコラボも目を引く。
歌手カン・ダニエルは去る1月15日、シンガーソングライターのAnthony Russo、EDMプロデューサー兼アーティストのinvernessとコラボした『State of Wonder』を公開。グループA.C.E(エース)もDJ兼プロデューサーのスティーヴ・アオキと、ラッパーのThutmoseが参加したコラボアルバム『Fav Boyz(Steve Aoki's Gold Star Remix)』を1月8日に発表している。
とあるK-POP関係者は、「新型コロナの影響で大規模な海外ツアーやファンミーティングは現実的に不可能だが、オンラインを通じて様々な方法で世界中のファンとコミュニケーションしている。また現在は海外ファンもYouTubeやSNSなどを通じて、K-POPのコンテンツを積極的に消費している。特にボーイズグループの場合、国別のYouTube消費割合、国別のツイート量などを見ると、韓国より海外での成長が目立っている。新型コロナのなかでもK-POPの影響は広がっている」と評価した。
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