BTS(防弾少年団)の『Dynamite』が2021年も全世界で爆発している。
米ビルボードの1月5日(現地時間)の発表によると、『Dynamite』はメインシングルチャート「HOT100」第5位に上がり、トップ10に再びランクインした。
BTSは『Dynamite』で韓国アーティスト初の「HOT100」1位を達成。さらにトップ10にも13週にわたってランクインしており、韓国アーティスト最長記録を更新した。
『Dynamite』は2020年8月21日に発売されて以降、現在まで19週間も「HOT100」に入り、長期的な人気を獲得している。
何よりも『Dynamite』がこれまで「HOT100」で見せてきた動きは、1位という象徴的な意味に加え、時間が経っても変わらない不動の人気を伝えている。「HOT100」1位となった後、9週連続でトップ10入りし、上位圏を行き来しながら、20201年に再び“逆走”してトップ10入りを果たしているのだ。
「HOT100」だけではない。全世界200以上の地域のストリーミングと販売量を集計して順位を付けるチャート「グローバル(アメリカ除く)」「グローバル200」でも、2020年9月に新設された当時から現在まで上位圏にとどまるだけでなく、最近のチャートでそれぞれ1位と3位に上がっている。
『Dynamite』は名実ともに2020年下半期を代表する全世界のヒットソングとなり、その勢いは2021年まで続く見通しだ。
一方、BTSが韓国アーティスト史上初で受賞候補に挙がった第63回グラミー賞授賞式は、新型コロナの影響で3月14日(現地時間)に開催を延期した。
ロサンゼルスでは現在、新型コロナ感染者が82万人を超え、死者は1万人に達している。グラミー賞を主催するアメリカ・レコーディング・アカデミー側が授賞式の開催延期を決定した。
BTSの『Dynamite』は、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」(Best Pop Duo / Group Performance)の受賞候補となっている。競合には、J.バルヴィン、デュア・リパ、バッド・バニーの『UNDIA』(Feat. Tainy)、ジャスティン・ビーバーの『Intentions』(Feat. Quavo)、レディーガガ、アリアナ・グランデの『Rain On Me』、テイラースウィフトの『Exile』(Feat. Bon Iver)が名を連ねている。
BTSはすでにアメリカの3大音楽賞と呼ばれる「ビルボード・ミュージック・アワード」と「アメリカン・ミュージック・アワード」で受賞しているだけに、グラミー賞を受賞すればグランドスラムを達成することになる。
2021年もBTSの勢いは止まりそうにない。
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