女優キム・ヒョンス(21)が『ペントハウス』で演じた、力強いペ・ロナになるまでには多くの努力を要したという。
キム・ヒョンスは「思春期の少女であるロナの感情をよく理解しようと努力した」とし、8カ月間ペ・ロナとして生きてきた感想を語った。撮影も長く、感情も複雑なキャラクターなので、彼女にとっても新たな挑戦だった。
キム・ヒョンスは厳しい撮影をやり遂げられた原動力の1つに、共演者の存在を挙げた。
「ドラマではみんな悪人を演じているが、実際は本当に良い方たちなので撮影を楽しんでいる。特に(ペ・ロナの)母役を演じたユジン先輩とは最も長く撮影したが、先輩が先に歩み寄ってくれて、現場の雰囲気をよくしてくれたので感謝している。そのおかげで母娘関係をよく表現できたと思う」
「キム・ヨンデ(チュ・ソクフン役)先輩とも、ティーンエイジャーが持つ生き生きとした姿を演じ、楽しく撮影できた」と話した。
劇中では、ペ・ロナとチュ・ソクフンの“ラブライン”も多くの支持を受けた。「実はソクフンとのシーンは多くなく、他の場面に比べてインパクトが小さいと思っていたが、多くの方々が関心を持ってくださって驚き、感謝した。特に未放送カットが含まれた編集映像がユーチューブの再生回数がすごく多かった。これからもたくさん愛してほしい」と付け加えた。
このように『ペントハウス』では、ラブストーリーから復讐劇まで様々なエピソードが描かれた。
「『ペントハウス』の魅力は、先が予測できない展開と、視聴者の期待を裏切るストーリーだと思う。毎回予想だにしない展開が描かれ、(最新回が)放送されるたびに新鮮な面白さと衝撃を感じたことだろう」とし、「キム・スンオク作家の台本は、驚きと巨大な事件でいっぱいだ。(演じる私も)全く予測できない。その点が他の台本とは違うと思う」
「撮影しながらミン・ソラ(演者チョ・スミン、第1話の“衝撃の転落シーン”で死去)を殺した真犯人が誰なのかずっと推理していたが、全く予想できなかった人が犯人だと知って本当に衝撃だった。こうした裏切りと衝撃が連続で起きるという点が、キム・スンオク作家が書いた台本の最も大きな魅力だと思う」と分析した。
最後にキム・ヒョンスは「シーズン2、3では、シーズン1とはまた違うロナの新しい姿を見せたい。1人のキャラクターで多様な感情を演じられる機会を与えてくれた作品だ。シーズン3まで終わったら、また新たな意味が生まれると思うので楽しみだ」と締めくくった。
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