韓国の財閥3世で、元JYJパク・ユチョンの元恋人として知られるファン・ハナが再び麻薬使用で警察の調査を受けているなか、一緒に麻薬を使用し、捜査を受けていたオ氏やナム氏ら共犯が全員死亡または重体に陥っていることが分かった。
さらに、ファン氏の彼氏だったオ氏は警察の取り調べに対し、「ファン・ハナが眠っているとき、こっそりヒロポンを投薬した」と証言して彼女の容疑を否認していたが、その後に「供述を覆す。真実を語る」と述べたあと、突然死亡して疑惑が広がっている。
ファン・ハナは2019年7月、ヒロポン投薬の容疑で懲役1年、執行猶予2年を宣告された。しかし、1年後の2020年9月、オ氏らと一緒に麻薬を投薬した疑いで龍山(ヨンサン)警察署で捜査を受けていたが、同年12月にオ氏が死亡、続いてナム氏も重体に陥った。
韓国MBCの『ニュースデスク』は1月4日、一緒に麻薬を使用したファン氏、オ氏、ナム氏の会話内容を公開。それによるとナム氏の「俺たち、スウォンで(ピロポン投薬)やったじゃない。あの時は本当にクオリティ高かったよな」という言葉に対し、ファン氏は「クオリティ良かったよ」と話している。
また、ファン氏は、「これは北朝鮮産なのって聞いたじゃん。私が2015年にやって〇〇だったのよ。あれが雪の花だよ、雪の花。あんたの家で打ったのを盗んできたの。あれだよ。あれはヤバいよ」などと、特定の麻薬を指す隠語を使うこともあった。
この録音ファイルは、昨年12月、極端な選択でこの世を去ったオ氏の側近が提供したものという。側近はMBCのインタビューに対し、「昨年8月から10月まで、スウォンという場所でほぼ同棲していた。みんなで一緒に(麻薬を)する」と語った。
また、別の側近は、オ氏が残したという遺書の「ファン・ハナを麻薬に巻き込んですまない」との内容に疑問を提起した。オ氏が死亡前、知人に「陳述を覆す。真実を話しに向かっている」と述べたからだ。
しかし、通話後にオ氏が極端な選択で死亡し、ナム氏も重体。この2人はファン氏の容疑を明らかにする最も有力な共犯者であり証人でもある。
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