先日、俳優ファン・ジョンミンと少女時代ユナが共演するJTBC新ドラマ『HUSH』(原題)の本読みが行われた。
韓国の小説『沈黙注意報』を原作にする同作は、新聞社で働く記者たちの生存や良心、その境界線のジレンマを描く人間味あふれるリアリティを描く。
本読み現場にはチェ・ギュシク監督と脚本家のキム・ジョンミンをはじめ、ファン・ジョンミン、ユナ、ソン・ビョン穂、キム・ウォンへ、パク・ホサン、イ・スンジュンら主要キャストが集合した。
チェ・ギュシク監督は本読みに先立って「良い台本で、良い俳優たちと作品を作ることになって光栄だ。この作品には真面目なメッセージが込められている。暖かい人間味が溢れ、なおかつ面白いドラマにしたい」と意気込んだ。
劇中、記者ハン・ジュニョクに扮するファン・ジョンミンは、かつて熱血記者だったが、妥協と嘘があふれる現実の前で冷めてしまったベテラン記者を巧みに演じ、リアルさを倍増させた。
また、飯がペンより強いと思う“生存型”インターン記者イ・ジス役を務めるユナは、言いたいことははっきりと言う情熱に満ちた若者をうまく表現し、新たな“はまり役”を期待させた。
記者たちの日常が繰り広げられる新聞社「毎日韓国」ファミリーも、ただならぬ存在感を発揮した。特に俳優ソン・ビョンホは、オーナーには忠誠を尽くし、部下は責め立てる編集局長役ナ・ソンウォン役で渋い存在感を放った。
『HUSH』の制作陣は、「退屈する暇のない本読みだった」とし、「絶えず壁にぶつかり、揺れ動くサラリーマン記者たちの人間的な模様を丁寧に描いた作品だ。リアリティあふれる記者たちの話に笑ったり、胸が熱くなったりと、共感していただけるはずだ」と伝えた。
新ドラマ『HUSH』は、韓国JTBCにて12月11日よる11時から放送スタート予定。
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