BTS(防弾少年団)の所属事務所Big Hit、上場初日にKOSPI市場32位。エンタメ業界を代表する銘柄に

2020年10月15日 話題
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BTS(防弾少年団)の所属事務所Big Hitエンターテインメント(以下、Big Hit)が10月15日、KOSPI(韓国総合株価指数)市場に上場すると同時に韓国エンターテインメント業界を代表する銘柄になった。

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Big Hitは同日午前9時、KOSPI市場で公募価格だった13万5000ウォン(約1万2400円)より倍の27万ウォン(約2万4800円)で取引を開始し、上場初日にストップ高へと直行した。

ただ、その後にストップ高から下落し、初値27万ウォンより4.44%下がった25万8000ウォン(約2万3700円)で取引を終えた。

Big Hitの時価総額は8兆7323億ウォン(約8013億2671万円)で、KOSP市場32位(優先株を除く)となる。これは、JYP、YG、SMエンターテインメントの3大芸能事務所の時価総額をすべて合わせたものの3倍に達する。

この日 上場記念式はオンラインでライブ配信された。会場にはBig Hitのパン・シヒョク議長のほか、グローバルCEOのユン・ソクジュン、パク・ジウォンHQ CEO、チョン・ジウォン韓国取引所理事長、イム・ジェジュン副理事長などが参加した。

上場記念式でパン・シヒョク議長は「今年でBig Hitは設立15周年になる。音楽とパフォーマンスで感動を与えようという小さな願いから始めたが、いつの間にか54のレーベルと7つの従属法人を持ち、1000人ほどの従業員を抱えるグローバル企業になった。韓国内のアルバム売上ランキングのうち40%を占めた圧倒的なレーベルとなり、韓国初の米ビルボード『HOT 100』1位のアーティストを輩出し、グローバル音楽市場の秩序を再編したとの評価をいただいた」とBig Hitを紹介している。

また、会社のビジョンについては次のように述べた。

「Big Hitは、新しいバリューチェーンと共に新しい音楽市場をリードする。絶え間なく挑戦し、革新する方向へ持続的な成長を遂げていき、企業とアーティスト、消費者、産業が共存できるようにする。上場企業として深い責任意識を持ち、社会的貢献などのさまざまな観点で最善の努力を注ぎ、グローバルエンターテインメントとして力強く前進していく」

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