BTS(防弾少年団)の所属事務所Big Hitエンターテインメント(以下、Big Hit)が新規上場を控えたなか、上場後の株価の行方に関心が集まっている。
韓国取引所によると、Big Hitは10月15日午前9時、証券市場の取引開始と同時に有価証券市場で取引を開始する。午前8時50分から取引所で行われる上場記念式は、Big HitのYouTubeチャンネルでライブ配信される予定だ。
同日午前8時30分から9時まで呼び値を受け付け、公募価格の90~200%範囲内で始値が決まる。
したがって公募価格が13万5000ウォン(約1万3500円)だったBig Hitの始まり価格は12万1500ウォン(約1万200円)から27万ウォン(約2万5000円)の間で決まる。
もし取引開始価格が27万ウォンと決まり、上場と同時にストップ高へと直行する場合、上場初日に最高35万1000ウォン(約3万2300円)まで値上がりできる。この場合、収益率は公募価格比べ160%に達する。
Big Hitは機関投資者需要予測と一般請約でSKバイオファームやカカオゲームズに匹敵するほど盛り上がったため、初値が公募価格の2倍になることも期待できるという意見が圧倒的だ。
ただ、SKバイオファームやカカオゲームズは上場初期に急騰した後、下落を見せた前例があるだけに、投資者たちの心理戦がさらに激しくなる可能性もあるという見方もある。
公募価格基準でBig Hitの時価総額は約4兆8000億ウォン(約4000億8000万円)と、すでに3大事務所の合計時価総額を超えている。
10月13日の終値基準でJYPエンターテインメント、YGエンターテインメント、SMエンターテインメントの時価総額は合計2兆9879億ウォン(約2000億9879万円)だった。
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