BTS(防弾少年団)の入隊延期が現実になる見込みだ。
韓国兵務庁は、BTSなど大衆文化芸術人に対し、入隊延期が可能な上限年齢を満30歳まで検討するという。
10月13日に開かれた国会の国防委員会国政監査で「大衆文化芸術優秀者に対する入隊延期基準」について言及されると、モ・ジョンファ兵務庁長は「入隊を延期できる年齢は上限線まで考慮している」とし、「活動できる年齢を考慮して上限を決め、入隊を延期できるようにする」と話した。
これは、文化体育部長官が推薦する大衆文化芸術優秀者に対し、入隊の延期を30歳まで可能にさせるという意味だ。
モ・ジョンファ兵務庁長は入隊延期対象者の推薦基準について、「国民的な共感の輪が必要だ。最も高い水準の推薦基準を設ける」とし、「公平であるかが最も重要なため、公平性のある最高水準の推薦基準を設ける」と強調した。
先立って兵務庁は、国政監査業務報告資料を通じて「大衆文化芸術分野の優秀者の徴集・召集延期などを骨子にする兵役法改正を進めている」と明かした。
また、「文化体育部長官の推薦者に限って延期可能とし、品位を損傷させた者に対しては延期を取り消す政府案を設ける。大衆文化芸術活動の保障による国のイメージ向上が趣旨だ」と説明している。
今回の兵役法改正案が確定すれば、BTSの対する「兵役特例」は認められないも、徴集および召集の延期は可能となる。兵務庁は大衆文化芸術分野の芸術要員の兵役特例編入を除外する方針について、維持していく姿勢を示している。
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