韓国民主党の安敏錫(アン・ミンソク)議員がBTSの平壌(ピョンヤン)公演を計画すると明かしたが、所属事務所BigHitエンターテインメントは慎重な姿勢を見せた。
韓国の『聯合ニュース』によると、安敏錫議員は1月9日に「9月の平壌共同宣言1周年を記念して、平壌綾羅(ルンラ)島メーデースタジアムでBTSの公演を推進する」と伝えた。
さらに、「昨年末、BTSの所属事務所にコンサート出演を提案して日程調整が可能か問い合わせた。ただしこれは確定事項ではなく、状況によって変わる可能性もあり得る」と付け加えている。
公演の予定会場である綾羅島メーデースタジアムは、昨年9月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が平壌市民の前で演説を行った場所でもある。
これに対してBigHitエンターテインメントは、複数のメディアを通じて「当該の公演に関して、現在申し上げることは何もない」とコメントを控えた。
2018年は大活躍のBTSだったが、新年を迎えてもその勢いが失速することはなさそうだ。
昨年8月に発売したリパッケージアルバム『LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’』は、1月9日(現地時間)、米ビルボードのアルバムチャート「ビルボード200」で59位となった。昨年9月にビルボード200で1位を記録してから19週にわたってランクインをキープし、世界的な人気を証明している。
今回提起されたBTSの平壌公演を世間がどう見るのか、今後の進捗にも注目が集まっている。
前へ
次へ