俳優パク・ジョンミン、イ・ソンミン、少女時代ユナ、イ・スギョンが、韓国の新作映画『奇跡』(原題)に出演する。
『奇跡』は、1986年の韓国の田舎を舞台に、町に汽車駅を作るのが唯一の夢である数学天才ジュンギョン(演者:パク・ジョンミン)と、村の人々が繰り広げる物語だ。
慶尚北道(キョンサンブクド)にある韓国で最も小さな駅・陽元(ヤンウォン)駅をモチーフにしたという。
260万人の観客を虜にした映画『Be With You ~いま、会いにゆきます』を手掛けたイ・ジャンフン監督が脚本・監督を務め、人間味あふれる愉快な面白さと温かい感動を伝える予定だ。
主人公のジュンギョン役は、『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』『それだけが、僕の世界』『サバハ』『スタートアップ!』『ただ悪から救いたまえ』など、幅広いジャンルで活躍してきた俳優パク・ジョンミンが務める。予測不可能だが人間味あふれる魅力的なキャラクターを演じる予定だ。
気さくな魅力とカリスマあふれる俳優イ・ソンミンは、ジュンギョンの父親で機関士のテユン役を演じる。
真面目で誠実なだが、息子のジュンギョンの前では不愛想な父親になってしまう、深みのある演技と存在感を見せるという。
ジュンギョンの天才性に早くから気付いていた友人ラヒ役は、韓国で942万人を動員した『EXIT イグジット』の少女時代ユナが演じる。ユナ特有の愛らしい魅力でパク・ジョンミンと愉快なコンビネーションを見せる見通しだ。
映画『コインロッカーの女』での強烈な演技で注目され、『沈黙、愛』で「百想(ペクサン)芸術大賞」映画部門助演女優賞を受賞したイ・スギョンは、ジュンギョンの姉役を担当。幼少時から弟ジュンギョンの面倒を見て、温かい支えになったキャラクターを、イ・スギョンが一層大人びた姿で表現する予定だ。
8月2日にクランクインした映画『奇跡』は、2021年に韓国で公開予定。
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