ホン・サンス監督の新作映画『逃げた女』(原題)の予告編映像が公開された。
8月6日、『逃げた女』の制作及び配給を担当するJeonwonsa Film Co.が30秒ほどの予告編映像を公開し、話題を集めている。
ホン・サンス監督の24作目となる『逃げた女』は、結婚後に一度も離れたことのなかった夫が出張に行った間、過去の3人の友人に会うことになる主人公・カムヒ(演者キム・ミニ)を追う物語。
2017年に不倫関係を認めたホン・サンス監督とキム・ミニが7度目のタッグを組み、第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で銀熊賞を受賞した。
公開された予告編では、黒いコートを着て黒い傘を持ったキム・ミニ(カムヒ役)が木に囲まれた家の前で知人らしき女性を抱きしめ、「また来ます」と言いながらあとにする。
軽快なギター伴奏と雨音が流れる中、カメラはショートボブに変身したキム・ミニの後ろ姿を長く捉え、本編への興味を誘った。
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