ソン・へギョ×パク・ボゴムの豪華キャストだけじゃない! ドラマ『ボーイフレンド』人気の理由を徹底解剖

2018年12月21日 テレビ #韓流ドラマ
このエントリーをはてなブックマークに追加

12月12日に放送された第5話では、キム・ジニョクがチャ・スヒョンに向かって「僕たちはもう、いい感じの仲です」と言って自身の気持ちをさらけ出す様子が描かれた。

一歩間違えれば軽々しい印象を与えるセリフだが、パク・ボゴムはこれを見事に演じ、「パク・ボゴムの表情がすべてだった」「表情だけでも楽しめる」という賞賛を得た。

『ボーイフレンド』は、重厚でありながら穏やかな感情の変化を描くストーリーだ。そのため他の作品と比べるとドラマチックな要素は少ないが、主演俳優たちの華やかなビジュアルがそれを補いバランスをとっている。

幻想的な雰囲気を作り出した韓国初のキューバロケ

初回放送前から韓国初のキューバロケを行ったとして話題を呼んだ『ボーイフレンド』。

第1話ではキム・ジニョクとチャ・スヒョンが異国の地で運命的な出会いを遂げる。物語のすべてはキューバから始まるのだ。

マレコン通りの海沿いでスヒョンがジニョクの肩に寄りかかって眠る場面は、これといったセリフがなかったにも関わらず、多くのファンが語る名場面として挙げられる。まだお互いを良く知らない 2人のあいだに流れる緊張感を、キューバという舞台の新鮮さで見事に表現したとの評価を得た。

(写真提供=tvN)

旅先で出会うという物語の始まりは、ドラマの中で最も重要な設定のひとつでる。

実際には職場の上司と部下という立場の2人だが、お互いの素性を知らずに同じ時間を過ごした“偶然の出会い”という前置きは、必ず表現されなければならなかった。

だからこそ、本来の関係性からかけ離れた非日常的な雰囲気を作り出す必要があった。実際にキューバで初対面を遂げるシーンは、幻想的な映像美と2人のなんとも言えない雰囲気が大きな相乗効果を発揮した。

キューバロケが生み出した映像美が視聴者に届けられたのは第1話のみだが、放送当時に多くのファンから反響を呼んだため、今後の再登場も予定されている。

(関連記事:“年の差12歳”ソン・ヘギョ×パク・ボゴム主演ドラマ、世界100カ国で放映権獲得。日本は来年3月放送決定

前へ

3 / 3

次へ

RELATION関連記事

PHOTO写真

TOPIC「Netflix韓流トリオ」特集