2018年9月に文在寅（ムン・ジェイン）政権は兵役期間の短縮を閣議で決定し、10月から兵役期間が短くなっている。
陸軍の場合で従来は兵役期間が21カ月だったが、それが18カ月になる。それにともなって社会服務要員の期間も24カ月から21カ月に短縮される。
しかし、すぐに3カ月間の短縮が実現するわけではない。兵役に入った日によって兵役期間が不公平にならないように、短縮は段階的に実施されるのだ。
この「段階的」とは何か。実際には、2017年1月3日以降に兵役に入った人たちが兵役期間短縮の対象者で、2018年10月から2週間に1日ずつの割合で兵役期間が短くなっている。
そのうえで、2020年6月15日以降に入隊した人から、陸軍の場合で兵役期間が完全に18カ月になる。
それでは、俳優チャン・グンソクの場合はどうなるのか。
彼は、2018年7月16日に兵役に入り、ソウル消防災難本部で社会服務要員として代替服務を行なっている。
以前の規定なら、2020年7月15日が兵役終了の日になっていたのだが、彼も2018年10月から段階的な兵役期間短縮の適用を受けていて、試算によると、40日ほど短くなると思われる。
その結果、チャン・グンソクの兵役期間終了は2020年の6月5日あたりになるのではないか（諸般の事情で変更になる場合もある）。
1カ月半ちかく兵役が早く終わり、それだけ早く芸能界に復帰することができる。ファンもその日を心待ちにしていることだろう。
（関連記事：「えっ、そんな理由で？」兵役を免除された20人の韓国芸能人を一挙紹介）
（文＝康 熙奉／カン・ヒボン）
前へ
次へ
