18歳から29歳までの男性には約2年に及ぶ兵役の義務がある韓国。
ただし、“男性なら誰しも”というわけではなく、「兵役判定検査」というものを受けて精神的・肉体的に問題がないと判断される者(1~3級)だけが兵役につくことになる。身体検査結果、肥満や低視力などで4級以下の判定を受けた場合、「免除」の対象に。
免除といっても、現役入隊に代わる「補充役」「第2国民役」といった役務が課せられるが、入隊するより負担が軽いのが事実だ。
ところが、精神的・肉体的に問題がなくても兵役を免除される場合がある。
例えば、家族を養う必要がある者や孤児、前科持ち、低学歴、帰化者、性転換者など。そんな特別な状況に置かれていれば、現役入隊が免除されるのだ。
韓国には、あのヨン様ことペ・ヨンジュンを含めて兵役を免除された芸能人がたくさんいる。なかには「えっ、そんな理由で?」と驚くかざるを得ないケースもあった。
あくまでも“合法的”な理由で兵役を免除された、男性芸能人20人を紹介しよう。
チョン・ウソン(俳優):「低学歴」
高校を中退したため、最終学歴が中卒。兵役に就くには高卒以上の学歴が必要である。
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チャン・ドンゴン(俳優):「気胸」
胸の痛みや呼吸困難などの症状で、学業にも支障が出たとか。兵役判定検査では“5級”判定を受けた。
ウン・ジウォン(歌手):「低学歴」
法律的に学歴として認められない「外国人高校」に通ったため、最終学歴が中卒になっている。
カン・ホドン(タレント):「過体重」