KARAのメンバーだった故ク・ハラへの暴行・脅迫などを行った疑いで起訴された元恋人のチェ・ジョンボム容疑者の控訴審が、9カ月ぶりに再開される。
ソウル中央地裁の刑事控訴1部は、チェ・ジョンボム氏に対する控訴審1次公判日は5月21日だと告知した。
今回の裁判の再開は2019年8月の一審判決以来、約9カ月ぶり。故ク・ハラが世を去ってから約6カ月ぶりとなる。
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2019年8月の一審裁判でチェ氏の性犯罪部分を無罪と処理した裁判官が、「成人認知感受性不足」を理由に最近起こった“n番の部屋事件”担当から排除されただけに、今回の控訴審裁判への関心が高まっている。
法曹界によると、ソウル中央地裁第1刑事部は、来る5月21日、チェ氏の違法撮影(性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反)による傷害脅迫、財物損壊などの容疑に対し、控訴審を再開する。
これに先立つ一審では、裁判部がチェ氏の不法撮影容疑を無罪に処理し、残りの容疑に対しては懲役1年6カ月、執行猶予3年を言い渡している。
当時、裁判で争点になったのは、チェ氏の性関係の映像撮影と流布の脅威を裁判所がどう判断するかにあった。