BTS(防弾少年団)の所属事務所Big Hitエンターテインメントが、「世界で最も革新的な企業」の第4位に名前を連ねた。
選ばれた理由は、Big Hitエンターテインメントの子会社beNXがリリースしたファンコミュニティプラットフォームである「Weverse」などの成功が大きな理由だった。
Big Hitエンターテインメントは、アーティストとファンを接続するコミュニティサービス「Weverse」を通じてファンメッセージなどで結束力を強化し、「Weverse Shop」を通じて公式応援グッズやマーチャンダイジング(MD)商品などを販売している。
「Weverse Shop」は現在、200カ国で180万人のユーザーを保有しており、1日の利用者数は140万人に上る。
米ビジネス誌『Fast Company』は3月10日(現地時間)、ホームページに「2020年、世界で最も革新的な50大企業」(The World's 50 Most Innovative Companies 2020)リストを発表した。
同メディアはBig Hitエンターテインメントを第4位に選び、「Weverse、Weverse Shopなどのサービスは、技術専門スタートアップではなく、Big Hitの子会社beNXが直接制作した」と紹介した。
また「音楽業界のワンストップサービスを構築しようとする計画のひとつ」という、Big Hitユン・ソクジュン共同代表の言葉も引用した。
一方、「世界で最も革新的な50大企業」で第1位に選ばれたのはスナップチャットの親会社Snapで、第2位には世界的なIT企業マイクロソフト、第3位には電気自動車メーカーのテスラ、第5位にはセキュリティの脆弱性を発見したハッカーに企業が報奨金を支払うプラットフォームを展開するHackerOneがランクインした。
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