「Jリーグの勢いを止められないのか」韓国メディアが分析するACL苦戦の理由

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まだ始まったばかりだが、状況はあまり良くない。

2020年アジアサッカー連盟チャンピオンズリーグ(ACL)の舞台を踏んだKリーグ勢が、Jリーグを相手に劣勢を免れなかった。

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メルボルン・ビクトリー(オースストラリア)を相手にしたFCソウル(1-0勝)を除く3チーム(全北現代・蔚山現代・水原三星)すべてがJリーグ勢を相手にしたが、勝利なしの1分2敗にとどまった。Kリーグ勢のホームでの試合だっただけに、さらに痛い。

“ヒュンダイ”系列の蔚山現代と全北現代は、スタートからギクシャクだった。

Kリーグ勢最初のランナーとして今季ACLに挑んだ蔚山は2月11日、昨季Jリーグ準優勝のFC東京をホームに迎えたが先制ゴールを許した。後半終盤、相手のオウンゴールのおかげで辛うじて1-1の引き分けを記録した。

翌2月12日に開かれた“Kリーグ王者”の全北と横浜F・マリノス戦は、衝撃に近かった。

全北はキム・ジンスのオウンゴールを含め前半だけで2失点を喫し、1-2で負けた。スコア上では1ゴール差の敗北だったが、全北はGKソン・ボムグンのファインプレーがなかったら、さらに多くのゴールを奪われてもおかしくはなかった。ボール占有率でも38-62と大きくリードされ、枠内シュートも3-10だったのだ。

2月19日にホームで天皇杯チャンピオンのヴィッセル神戸を迎え撃った水原も、ボール占有率35-65と終始押され、終了直前に決勝ゴールを決められて0-1で負けた。

振り返れば、KリーグはACLの歴史で唯一二桁台の優勝回数(11回)を持つ。

浦項スティーラーズが通算3回でアル・ヒラル(サウジアラビア)とともに、最多優勝記録を保有する中、全北も過去に2回優勝(2006年、2016年)している。

しかし、2016年に全北が優勝以来、Kリーグ勢の下向傾向が目立つ。

「JリーグはなぜACLで強くなったのか」を分析してみると…

反面、Jリーグ勢は明らかに成果を出している。2017年から2019年までJリーグは3年連続でACL決勝進出チームを輩出し、2度も優勝(2017年の浦和レッズ、2018年の鹿島アントラーズ)を収めた。

いつのまにか通算7回の優勝を手にし、Kリーグに続いて最多優勝2位にまで順位を上げてきた。

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