「賞金総額は1億ウォン」“メガネ先輩”ら韓国カーリング女子が暴露した指導者らの悪行

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キム・ウンジョン=キム教授はいつもお金がないと言っていた。「平昌五輪に行くためにはもっとトレーニングしなければならないが、支援金が不足している」という言葉が繰り返された。私たちは他に何も言えなかった。賞金の話をすれば、彼らは「お前たちはオリンピックに出たくないのか」と返されるに決まっていた。資料としては、ワールドカーリングツアーのホームページに私たちの成績や賞金が出ている。でも私たちには賞金の話がまったくなかった。

――どのくらいの分配が可能だったと考えるか。

キム・ウンジョン=2015~2017年で見ると、総賞金は1億ウォン(約1000万円)だ。2015年度だけでも6000万ウォン(約600万円)ほどになる。私たちは、ワールドカーリングツアーのホームページに出ている金額しかわからない。どうやって換算されて、口座に入るのかも選手たちは知らない。(分配しなかった賞金を指導者らが使ったと考えるか)私たちが必ず伝えたいのは、その口座から教授がどのくらい横領したかではない。その口座の存在自体を知りたいのだ。韓国代表として支援を受けていたにもかかわらず、なぜ賞金がトレーニング費用に使われていたのかということだ。それは明らかになるべき。

平昌五輪で銀メダルに輝いたチーム・キム

――移籍を考えたことはあるか。

キム・ヨンミ=チームを変えることは簡単ではない。以前から指導者は私たちに「慶北カーリングを抜ければ裏切り者だ」と言った。それで移籍については考えられなかった。

キム・ウンジョン=移籍できないこともないが、私たちには何も落ち度がないという考えだ。なぜ成長しようと努力した私たちがチームを変えなければならないのか。

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