キム・ソニョン=オリンピック序盤からミックスゾーンに出る前に、監督から「他のことは話さなくていい。キム・ギョンドゥ教授、キム・ミンジョンについてだけ話せ」と言われた。そうやって話すしかなかった。
――当時は試合に集中するために携帯電話の使用も禁止していた。
キム・ソニョン=精神的なトレーニングのために、携帯電話の使用は禁止だった。それについては同意している。
――キム・ギョンドゥ教授が暴言を否定したが、録音ファイルが公開された。
キム・ヨンミ=暴言を否定したことは、絶対に認められない。(最年少の)チョヒに対する悪口を私の目の前で言った。人前で私たちにどれだけ多くの悪口を言ったのかという思いになる。
――ピーター・ガレントコーチの陳述書を見ると、「キム・ミンジョン監督はトレーニング時間の10%だけ訓練場にいた」とある。
キム・ソニョン=オリンピックの準備をしながら、ピーターと指導者と選手の交流が多かった。キム・ミンジョン監督は間に入って通訳しかしていない。彼の言葉通り、キム監督はトレーニングにほとんど関与していない。私たちはピーターコーチとオリンピックを準備した。
キム・ウンジョン=監督とコーチは、選手の状況に合わせてトレーニングをリードすべき。それが彼らの資質だ。ピーターとはいつもどんなトレーニングが必要か、コミュニケーションした。キム監督は「今日は何をしろ」などと、指示だけ。その後はトレーニングを見もしなかった。
――賞金はまったくもらえなかったのか。
キム・ウンジョン=要請状で明かした賞金は、ワールドツアー関連の話だ。韓国国内には優勝賞金がほとんどない。2015年前は、ワールドツアーで賞金をもらったら分配されていた。グランドスラム大会に出るようになると、大きな金額が入ってくるようになった。(指導者たちは)支援金がないから、そのお金を集めてトレーニング費用にしようと。それ以降、賞金をもらったことがない。2016年からは韓国代表として連盟の支援を受けていたにもかかわらず、賞金が振り込まれる口座を指導者同士で守っていた。
――賞金を受け取っていないことを証明する資料はないか。