韓国のプロバレーボールのVリーグで、またもやチーム離脱と有望株の電撃引退宣言が飛び出した。今回は将来を嘱望される期待株なので、ファンの失望感はさらに大きい。
今季Vリーグ男子部の新人王候補とされていたク・ボンスン(韓国電力)が引退を宣言した。
ク・ボンスンは1月31日、自身のSNSを通じて「バレーボールをしないことに決心した。バレーボールは団体生活で、団体スポーツだが、幼い頃から適応が上手くなかった。とても大変で、このような決定をした」とし、コートを離れるという意志をほのめかした。
昨年の新人ドラフト3巡目1位で韓国電力のユニホームを着たク・ボンスンは、今シーズンは19試合に出場して166得点を記録。スパイク成功率48.41%を記録し、新人王候補として取り上げられていた。
しかし最近、チームを無断で離脱するなど、団体生活に適応できない姿を見せた末、引退を選択した。
韓国の他のプロスポーツでは、シーズン中のチーム離脱や引退宣言などが水面に浮上することは珍しい。
しかし、Vリーグでは忘れかけたころになると、このようなことが再演されている。
いきなりコートを離れる選手たちが一様に「バレーボールがいやになった」と言い残してコートを去るのだから意外だ。子供の頃からひたすらバレーボールに専念し、ようやくプロの舞台に立ったのに、突然バレーボールに背を向けるのだ。
突然的に引退宣言をする選手には、それぞれ事情がある。